減塩

おはようございます。

 

隻眼の薬剤師、ryo-kanakunです。

 

朝ご飯を食べていたら、

減塩って言葉が目に入ってきたので、今日は減塩をテーマにしたいと思います。

 

・塩分は高血圧の原因になるからとっちゃダメ!!!!

・減塩しょうゆを使っているから減塩なんか気にしない!!!

・夏場は脱水になるから塩分はとらなきゃダメ!!!

 

などなど、塩分に関する考え方はいろいろありますね。

 

夏場の場の塩分摂取のことをいえば、

汗のでる量や汗から塩分が出ていく量が個人差があるのではっきりと書いているものを見た覚えがありません。

”適度にとりましょう”という表現になって、最後にはどうしたらいいかよくわからん話になります。

 

私が話をするならば、

塩分を控えていない人(日本人の平均的な食事をとっていると思う人)は、

今、食事量が減っていないなら、追加の塩分はとる必要がないと説明します。

塩分をしっかりと控えている人(日本人の平均塩分摂取量が10gを超える中、6gを切っている自信がある人)は、2g分を目安に塩分量を増やすように言います。

 

ちなみに有名なOS-1が500mLで塩分量約1.5g

梅干し1粒 2g~4g(最近のものは2gぐらいが多いのでは?)

味噌汁1杯:2g

 

何故、上記のように指導するのか?

ホントに個人差が大きい内容なので

ざっくりと計算すると、

血液の塩分濃度は、約0.4%。大量に汗をかくときは汗の濃度も同程度の濃度と考えられる。

””もし””、汗を500mL かいたとしたら、汗で出た塩分量は2gです。

この””もし””がやっかいなのですが、気になるのであれば汗をかく前後の体重を測定してみてください。

 

野外で作業や運動をするなど、でない限り、通常の生活をしているのであれば

塩分過多ぎみの生活をしている日本人は多少の汗では塩分不足にはならないと思います。

1日の最低塩分必要量は3.5g~4gと言われています。1日6gにまで塩分を制限していても、2g分は余裕があるということです。

 

※注意:こどもは塩分不足(低ナトリウム血症)になりやすいので、経口保水液を用いたこまめな水分摂取をお願いします。

 

減塩ではなく、夏場の塩分摂取の内容になってしまいました。。。

減塩に関しては後程。。。